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長いよ

連日被災地の過酷な現状が報道されているね。
胸が痛みまする。

それに比べりゃたいしたことないけど、私の身近なところの現状を少し。

3・11の地震発生時、西新宿のファミレスにてバイトしていた私。最初はめまいがしてるんだと思った。船に乗ってるような感覚の揺れ。地震だ……とみんなが気づき、かなり大きな揺れに。店のシャンデリア的な照明が激しく揺れ、調理場からは「火を消せ!」の声。店内のお客様たちはたちまちざわめき始め、小さな悲鳴を上げながら外へと飛び出して行く……(人間のパニックを垣間見て、それがかなり怖かったわ)。
私たちだってどうしていいものやら分からず、とりあえず「頭上に注意してください!」と声をかける。外を見ると、あちらこちらから人があふれ出して、驚いた顔でビル群を指差している(高層ビルはかなりの揺れっぷりだったらしい)。
しばらくして揺れがおさまり(幸い店内は落ちたり割れたり壊れたりしたものはなかったよ)、まずは吊り照明の揺れなどを止めながら、お客様たちに声をかける。こっちも不安は不安でドキドキ鼓動は早かったけど、サービス業の性、笑顔と平静さを装って……。
それから程なく私は上がりの時間が来て、控え室でワンセグのニュースを見ると、かなり大規模な地震で、津波の様子が画面に映っていた。電車はしばらく動かんだろうと、徒歩にて帰宅。
道や公園には一時避難の人が大勢。新宿中央公園なんてかなりの数であふれかえっていたわ。
その頃はまだまだ事態の深刻さがわかっていなかった。
この日が最後のチャンスだったので、帰宅後、確定申告を出しに(呑気者?)中野税務署に行ったけど、別段変わりはなかった。

家でテレビを見ているうちにどんどん大変なことになっていって、東京でも帰宅難民があふれ、新宿も9000人を超える人が難民になっていたので、バイト先はえらいことになっているのだろうと心配するも、電話は繋がらず。

次の日、とりあえず朝早めにバイト先に行ってみると閉店してた。
前夜のパニックを予想して夜の8時に閉店したそうだ。
その日も何時に開けるかまだ決まっていないようだったが、とりあえず準備をして、控え室にて待機、昼過ぎに開店。しかしお客さんはあまり来ず(そりゃそうだ)。
バイト先の人たちの中にも帰れなくて避難所で一夜を明かした人、徒歩で何時間もかけて帰った人、家のテレビや電子レンジが落ちて壊れた人、子供さんが怖がって大変だった人、様々あったようだがとりあえず無事。
東北出身の人は家族と連絡が取れず青白い顔で、それでも出勤していた。

土日があけて月曜日、急な計画停電で出勤できない人多数。

私はいつもどおりの生活を心がけ、お稽古に行く途中で大渋滞に遭遇。なぜか左側車線だけが全く進まん。何かと思えばガソリンスタンドに入るための車。(気づかずにしばらく列についていた私のガソリンは満タンですが、何か?)

中野区は計画停電の区域には含まれていないけど、毎日何度か地震速報が放送されてビビる。スピーカーから大音量で突然 「5秒前、4、3、2、1、ビィィィィィ!」 って。 
カウントダウンされても……心臓に悪い。
被災地の状況を見続けていて苦しいのもあり、不安もあり、カウントダウンもあり、あまりよく眠れないよね(そうでもないか?)。

月曜日からはファミレスは通常営業してるけど、節電のため看板や裏の廊下の電気は消灯。暖房温度を下げている。ちょっとうら寂しい気持ちになる。(が、まぁしょうがない)
都心から離れたところに住んでいて電車が動いてない人、保育園が閉まっていて子供をあづけられない人など、出勤できない人もいて、動ける人たちで協力してシフトを調整しつつ。
物流が止まっているようで、提供できるメニューが減ってしまって、今日から特別メニューのみ。お客様には申し訳ないけど、文句を言う人はひとりもいないのが救い。

スーパー、コンビニ、どこも棚が空っぽ。野菜や肉は案外あるけど、保存食、米、牛乳、豆腐、納豆、卵、など毎日寄ってみてもずっと空っぽ。(私の好きな常備食たちばかり、ちょっと切ない) これしきの品薄なら、まぁ飢える心配はないけども。
節電のため、どこの店も薄暗い。
最寄の地下鉄駅には、15分から20分間隔で運転中、という張り紙が。まぁいつもよりも早めの行動を心がければさほど問題ないけども。
ガソリンスタンドはあらかた閉店中。風になびく張り紙がうら寂しい。
うちはトイレットペーパーがピンチ。最後の1ロールいつまでもつか。っつっても本当にどこにもないの。水洗トイレは便利だけど、ティッシュとか溶けない紙は流せない。つまってマンション中にご迷惑をかけるわけにもいかないから最悪は中国方式か?どうしましょ。

東京の演劇関係はそれぞれ思い悩みながらだと思う。公演をやるのかやらないのか。今のところ身近ではやっている仲間が多いかな。今週もいくつか連絡をくれたわ。頑張れ!
新国立劇場などは3月いっぱいは中止だそうで、それはそれで切ない……。
こんな時、役者ってホント役に立たないっスよね~って、うちの劇団でも話してたんだけど、クヨクヨしたってはじまらん。(みんなあまりクヨクヨしてないがね)
ただお稽古場も節電などで閉まってしまうところもあるので、思うようにいかないのは事実。自己管理、自己トレーニング、頑張りましょう。

そしてうちでも暖房停止で節電に協力中。
しかし……今日は寒い……(泣)。
そのせいか昨日までより電力需要が高まって 「大規模停電の恐れあり、節電を!」 だそうだからまだまだ我慢でござる。
まぁガスが通ってて温かいものを食べたり飲んだりできるから全然マシよ。七味やタバスコ、ラー油、など辛いもので暖をとる(辛いもの大好きだからまぁ普段と大差ないか)。

そしてとにかく被災地にガソリンを。救急車両とバスとトラックにガソリンを。と願う。
車に乗らなくたって死にゃしないならガソリンは遠慮しよう。私もなるたけ自転車か電車にしてるよ。
物資や寄付がいくら集まったって、車が動かないんじゃ物は運べない。うちが中国方式トイレになるのも阻止できない。

東京ではそれほど生死に関わる被害はないから、「被災地のことを思えば」って我慢してる人が沢山いる。
でも生活事情は人それぞれ違うから、沢山の食べ盛りの子供さんを抱えてる人や、高齢で病院に行くのにどうしても車が必要な人や、節電で閉店してしまってお金がないのに働けない人や、それぞれの事情をそれぞれがちゃんと見極めて、無理はしないのが大事ではなかろうかと思う。
無理が重なってストレスが溜まると、誰かのためにと思っていたことが逆になっちゃうからね。文句は言わないほうがいいけど、愚痴が言える相手がいたら愚痴くらいは言ってもいいと思う。人と会う機会や連絡をとる機会があったら、自分の大変さをこぼしてもいいと思う。

そして西側にお住まいの方々には、是非とも、元気に活発に、経済を活性化させていただきたい!
震災被害だけじゃなくて、経済打撃も深刻になりそうな日本。
実際私もシフトがめちゃくちゃで、お客さんが来ないから上がって!とか、てんやわんやだから入って!とか、どうしても家庭がある人が優先だから、呑気なお人よしビンボー劇団員独り身の収入は不安定~(不安定なのは地震以前からか)。
不況が進めばさらにツライ状況になるのは目に見えてる~。

とにかく元気にワッショイワッショイ言いながら、ニッポンを支えていきましょう。

わ~、

なんだか、かつてない分量になった。

ふうぅ。

心の中に降り積もる思いが多すぎて、とりとめも、趣旨も、意見のまとまりも、文章能力も、へったくれもなくてスマンスマン。

……合掌。

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コメント

地震大変でしたね。でも、無事でなにより!まだまだ余震が続いてるみたいで、気をつけてくださいね。こちらの方でも品薄状態です。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、おむつ、カップラーメン。水。などなど・・・。笑っちゃうくらい陳列棚が、ガラガラ。閉店セールかと思うくらいです。まだまだ不便な日々が続くでしょうが、負けずに頑張ってくださいね!

投稿: およやっこ | 2011年3月17日 (木) 22時28分

およやっこさま!
お久しぶりです!コメント超嬉しい!
私たち関係者一同、みな無事で元気ですよ!
そちらも色んな影響があって大変なのですね。頑張りましょう!
いつかまたお会いできる日を楽しみにしてますからね~!ファイトファイト!

投稿: みかこ | 2011年3月21日 (月) 16時30分

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